横浜元町セレクトショップ、ディコのKです。

 

たくさん買ってるのになぜ、着る服がない!

と毎日叫びたくなるのか。

 

これは永遠のテーマですね。

なんとな〜くは皆さんもどうしてそうなるのか、わかっているような

いないような、、、

 

この業界の現場にいて見えてくることから私ははっきりと、こう思います。

 

大きく分けて3つの理由。

1、
自分が本当にしたいスタイルがちゃんと描けていないのに
(今はもう似合わなくなってるのに)これは好きなタイプだからと衝動的に買ってしまう。

 

2、
販売員に勧められて、そうかな、と思いつつも引くに引けなくて買ってしまう。

 

3、
新しい服が欲しい、とりあえず手頃な値段だからと、買ってしまう。

 

 

この3つのことで買った服達は、案の定うまく使えなくて、宝の持ち腐れとなり

又は、素材の悪さが気になり滅多に袖を通さなくなり

空間を埋め尽くし、ぎゅうぎゅうになり、取り出しにくくなり

存在も忘れて行く。。。

 

あ〜そして、 いつも手前にある10着くらいを同じパターンで着るしかないのです。

まあ、それはそれで楽っちゃあ楽(笑)

 

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そうそう、そんな 題名の本がちょっと前に売れていたっけ。

「フランス人は10着しか服を持たない」Jennifer L. Scott

 

 

アメリカ人女性が学生時代にフランスの貴族の家にホームスティしたことによって感化されたことを書いているんですが、

アメリカではベストセラー、日本でも話題となりました。

まあ、断捨離本の一種と考えていいと思いますが、

いいものをじっくり買って満足のいくレベルの高い毎日にしましょう、っていうような内容です。

 

 

10着は極論で、

シーズンごとにメインになる服が10着程度でいいのではないか、

それはメインの服なので、カーディガンやインナーなどは数に入れない。

しかもシーズンごとに10枚以上ですからそんなに少ないわけではないんですね。

そして、そこに新しい上質な服を加えていきましょうってことです。

かなり人目を引くキャッチーな題名にしてますね。

 

フランスはモードの国なのに、フランス人服買わないな、と常々思ってて、

最初に題名聞いた時は、そうだよね〜質素だものね、って納得しちゃったけど。

 

質素は悪くありません、私もかなり質素。

 

それより、他の国の人がいっぱいフランスでお金落としてくれてるのに

もっと優しくしてあげたらいいのに、そんなに冷たくしないで〜とよく思いますよ。

まあ、ブランド買いあさる人たちは、何だかなぁ〜と感じますけど。

話がそれました、、、

 

P1070545

 

というわけで、今日は「着る服がないと感じる大きな理由」を挙げてみました。

心当たりある方、いらっしゃるかもしれません。

洋服屋の私でさえ、完璧ではないですからね。

自分の店で買ったものはさすがに失敗はありませんけど(笑)

 

 

どうしたら毎朝さっと服が選べるようになるのか。

今度、投稿しますね。

 

 

 

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