横浜元町セレクトショップ
ディコのKです。

 

着こなしているな、って思う人っていますよね。

そのコツのひとつ

あまり話題にならないお直しのことを中心に、自分流プチカスタマイズ方法のお話です。

 

服で大事なのはバランスです。

まずはサイズが合っているものを選ぶのはあたりまえですが、
それだけでは、あと一歩、何か足りないという時があります。

 

フィッティングルーム内の鏡に写った自分を見て、
似合わな~い!ダメダメ
って、慌てて脱いじゃうってことありませんか?

待って、待って、
フィッティングルームから出て、靴を履いて大きい鏡で見てみてください。

 

サイズは合ってるのに、好きな雰囲気なのに、どこか違うような。。。そんな時、

dicoの場合、
まずは前身のバランスを見て、違和感のある所を確認します。
短くしたり、細くしたりピンを打ってみます。

それだけでグッと印象が変わります。
ほんの数センチだったりするのですが
その人に似合うバランスっていうのがあるんです。

 

そりゃあ、服のサイズは3〜4つくらいしか展開がないのに
着る人の体型は様々ですから当たり前かもしれません。

 

お直し例、

厚手のワンピース、ちょっと袖丈詰めしてみましょ、ピンを打ってバランスを見ます。

P1060326

全体を見ると、右側に比べてすっきりしてもっさり感がなくなります。

P1060325

ピン打ちの分量を袖口で直し、場合によっては袖口幅も直します。

これは一番簡単な例です。

 

しかしこれもですね、長い袖のままのほうが似合う人もいるしね、

体型だけではなく、

その人の持っている雰囲気を大切にすることが肝心です。

 

 

お店によってはあまりお直しを受けてくれないところもあるようですが
出来ればちゃんと見てくれる
「プロの服の販売員」がいる店で買うことをおすすめします。

 

dicoはもちろん、簡単なものから難しいものまでお受けします。

一番多いのは、パンツ丈詰め(800円~ )、袖丈詰め(1000円~ )

次はウエスト詰め(1800円~ )

その次はトップスやワンピースの着丈詰め(1200円~ )でしょうか。

 

デザインによっては出来ないもの
手間がかかり過ぎて直し代が高くなっちゃうものもありますので
その見極めも大切です。

その他、パンツやスカートの幅詰め、裾幅詰め
ジャケット、コートなどの肩幅詰め、身幅詰めもありますね。

 

サイズだけではなく、細かい箇所に問題が出る場合もあります。

いくつか例を挙げてみます。

なぜ、肩から脇にかけて、しわが入ってしまうのか?
――肩線の傾斜が合っていないのが原因。

なぜ、ウエスト切り替えワンピースの背中がぷっくり浮いてしまうのか?
――背丈が合っていないのとファスナーが堅いのが原因。

なぜ、パンツの股あたりにY字にしわが入ってしまうのか?
――渡り幅(太もも部分)が大き過ぎるのが原因。

 

次は、お直しを決定する店側の話ですが

お直しの分量は、ただぴったりなだけではダメで
素材の質感、運動量を考慮し
全体のシルエットを確認しながら、きれいなラインでつなげるよう
ピンを打っていきます。
分量の指示を詳しくお直し屋さんに伝えることが大事なんです。

時にはしつけ糸で仮縫いして渡すこともあります。
そうはいっても、難しいパターンでお直ししにくいもの
ニットなど特殊な技術がいるものは料金が高くなっちゃったりするので

そんな時は、まさに自分流プチカスタマイズの出番

鏡でバランスをみながら、たくし上げたり、折ったりしてみてください。
そういう研究だけでも充分良くなります。

服が似合ってるとか
着こなしてるとかっていう人との差は
実はこういう小さなコツなんです。

 

dicoは直しのご相談もお受けしますので、お気軽にどうぞ。

 

 

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